愛知県尾張旭市の北部にある「吉加池湿地」には、貴重な植物が数多く生育しているエリアです。
東海地方特有の湧水湿地で、絶滅危惧種なども生育している貴重な植物は「東海丘陵要素」と呼ばれており、市の天然記念物にも指定されました。
尾張旭市は貴重な植物を守るため、昭和63年頃からフェンスで囲いを作るなどをして調査や管理を行っています。
普段は立ち入ることができないですが年に6回一般公開を行っており、誰でも見学できるようになっています。
尾張旭市吉賀池湿地の一般公開とは
尾張旭市にある吉加池湿地の一般公開は、湿地植物の咲く時期に合わせて一般公開を行っており、貴重な植物を近くで見ることができます。
平成31年度(令和元年)の一般公開予定時期は、4月、6月、8月、9月上旬、9月下旬、10月下旬に予定されており、誰でも参加無料です。
一般公開日と見学可能時間は時期によって異なっているので、ホームページで事前に確認を行いましょう。
団体での見学も可能となっており、2週間前までに市役所産業課への予約が必要となっています。
尾張旭市吉賀池湿地は貴重な植物の宝庫
尾張旭市の吉加池湿地では、春の一般公開ではハルリンドウ、初夏の一般公開ではコバノトンボソウなど、季節によってさまざまな貴重な植物を見学できます。
秋には可愛いピンクのお花が咲くミカワシオガマ、晩秋には可憐な白いお花が咲くウメバチソウなど、毎回お目当ての植物を楽しみに訪れる人も多く、ボランティアスタッフの方が丁寧に説明してくれるので、はじめて訪れる方でも楽しめるでしょう。
季節によっては植物だけでなくトンボなどの虫も観察でき、子どもと一緒に植物や虫を見学することで、自然と勉強や遊びに繋げられる、ファミリー世帯にもおすすめのお出かけスポットとなっています。
吉加池湿地の見学は雨天の場合は中止になることもあり、普段でも足元が滑りやすいので、動きやすい服装と靴がおすすめです。
まとめ
尾張旭市にある吉加池湿地は、たくさんの貴重な植物が生育しているため普段は入ることができません。
しかし、年に6回だけ一般公開が行われており、大人から子どもまで幅広い世代で誰でも見学ができます。
普段はなかなか見られない、貴重な植物や虫を近くで観察できるので、自然を体感して植物について学んでみませんか。
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