憧れの一戸建てにバルコニーはつきものですよね。
洗濯はもちろんのこと、広ければバーベキューやガーデニングなどをする生活には憧れます。
夏にはまぶしいほどの日光の光とセミの声。
冬には凛とした空気、春と秋には心地よい風が吹き抜ける。
そんな自然を感じながら生活できる空間をもってみませんか?
そこで今回は一戸建て住宅につけたいインナーバルコニーのメリットとデメリットについてまとめました。
一戸建て住宅につくるインナーバルコニーのメリットとは?
【インナーバルコニーとは?】
通常のバルコニーとは家の外観からはみだした2階以上の屋根のない手すりがある空間を指します。
西洋建築でもちいる方法で下の階の屋上を利用した物はルーフバルコニーといいます。
ではインナーバルコニーですが、バルコニーが建物の中に入り込んで作られている物を指します。
多くの場合2階部分に埋め込まれて作られた広い空間です。
【メリット①屋根がある】
バルコニーは屋根のない空間を指しますが、インナーバルコニーは建物内に埋め込まれている形状のため上の階の床の部分がバルコニーの屋根の役割を果たします。
そのため雨の影響を受けにくいということになります。
この場合洗濯物を干す場所を部屋側に設置しておくことで雨の日であっても濡れることなく洗濯物を外に干すことができます。
また、屋根があるということは上からの直射日光がありません。
ですので、日光に弱い植物を育てることも可能でガーデニングにもピッタリ。
夏の作業も風を感じながら心地よくできますよ。
【メリット②リビングの延長として使える】
インナーバルコニーの隣にリビングを配置し、窓を解放することでリビングの延長として使うことができます。
椅子とテーブルをバルコニー側に移動させて食事をすれば外の心地よい風で爽快な気分になれます。
外なので直火のバーベキューセットを楽しむことが可能。
花火が見える角度であればビールを飲みながらバーベキューをして風情を楽しめて最高です。
ハンモックを常置しておくことで季節を感じながら気持ちのいいお昼寝もできますよ。
一戸建て住宅につくるインナーバルコニーのデメリットとは?
【デメリット①隣接する部屋が暗くなる場合がある】
インナーバルコニーを配置する角度によっては、隣接する部屋に対して日の光が届きにくい場合があります。
そのため部屋の温度が上がりにくかったり部屋が暗くなったりすることも考えられますので対策が必要です。
ですが日の光が入りにくいことで家具が傷みにくいというメリットもありますのでデメリットばかりではありません。
【デメリット②金額が高くなる】
一般的なベランダやバルコニーをつくるよりもコストがかかります。
それだけ技術的にもむずかしいですし、使う資材も増える建設方法ですのでしかたありません。
まとめ
一戸建て住宅を検討なさっている方へインナーバルコニーのメリットとデメリットについてまとめました。
憧れの空間を手に入れるにはお金がかかってしまいますが、季節を感じながら快適に過ごせる空間が手に入るのは最高ですよ。