愛知県瀬戸市は、名古屋市から北東へ20kmのところに位置しており、陶磁器製造がさかんな市として知られています。
陶磁器のことを『せと(瀬戸)もの』と言うのはそのためです。
その瀬戸市では、市の魅力を発信するべく、『せとまちブランディング』という取り組みをおこなっています。
いったいどんな取り組みなのか、ご紹介しましょう。
瀬戸市の魅力を発信する「せとまちブランディング」の概要
まず、『せとまちブランディング』の概要についてご説明します。
『せとまちブランディング』とは、瀬戸市の魅力を分かりやすく発信し、『住みたいまち・誇れるまち』にしていこうとする取り組みです。
瀬戸焼で有名な瀬戸市には、至るところに陶磁器とのかかわりがあります。
陶磁器作りに欠かせない良質の土がとれる瀬戸市には、多くの『ツクリテ』が生まれ、瀬戸市に住む人々が『ツカイテ』となって陶磁器の文化をはぐくんできました。
何気ない生活の中に豊かな自然と芸術が溶け込み、心豊かに暮らすことができる瀬戸市。
瀬戸市に住んでいると普通だと思っていたことがいかに魅力的なことなのか、そのことに気付いた人々が『ツナギテ』となって瀬戸市の魅力を発信していく活動こそが『せとまちブランディング』なのです。
この『せとまちブランディング』の取り組みを通して、「住む人が誇りを持つまち、住み続けたいまち、住んでみたいまちにしていこう!」という意気込みが感じられます。
「せとまちブランディング」で伝えたい愛知県瀬戸市の魅力
瀬戸市の魅力を語るうえではずせないのは、やはり『瀬戸焼』でしょう。
日本三大陶磁器の一角と言われる瀬戸焼は、千年もの長い歴史の中で革新を遂げ、食器はもとより装飾品、タイル、碍子などさまざまな分野に進出。
やきもの文化だけでなく日本の産業を支えるまでになっています。
まちには窯元の工房、窯焼きの際に使われる道具を積み上げた窯垣、陶板を埋め込んだ橋や壁などが多く存在し、やきものを感じられる街並みが和モダンな雰囲気を醸し出しています。
また瀬戸市は、名古屋市から電車で40分程の距離にありながら、山と丘陵地に囲まれた自然豊かなまちです。
桜と紅葉で有名な定光寺公園や川をせき止めた天然プールが楽しめる岩屋堂は、四季折々の美しさを感じさせてくれます。
また、愛・地球博の会場にもなった海上の森、蛍が舞う様子を堪能できる定光寺ほたるの里など、ゆっくり流れる時間の中で自然を感じながら暮らすことができるのです。
まとめ
愛知県瀬戸市が取り組む『せとまちブランディング』の概要と瀬戸市の魅力についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
ぜひ瀬戸市を訪れて、歴史と自然あふれる魅力に触れてみてくださいね。
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