教育に関する取り組みは、市町村ごとに大きな違いがあります。
今回、瀬戸市の教育情報を集めました。
就学援助制度や各種相談窓口について解説しますので、これから瀬戸市に移住する人、子育て中の親御さんはぜひ参考にしてください。
瀬戸市の教育情報①就学援助制度
子どもに十分な教育を受けさせるには、それなりの資金が必要になります。
しかし、大学進学はもちろん、なかには小中学校への就学も経済的理由によって困難となる家庭もあるでしょう。
そういった事情をふまえつつ、瀬戸市が実施している就学援助制度について見ていきます。
この制度が適応される条件は以下の通りです。
生活保護を受給している・生活保護を廃止ないし停止されている
今現在、生活保護を受けているないし、廃止、停止されている人は証明書不要で就学援助の申請ができます。
固定資産税が減免されている(新築を除く)
固定資産税の負担が減額、免除されている人も証明書不要で就学援助申請が可能です。
国民健康保険料・国民年金の掛け金が減免されている
世帯に住む全員が国民健康保険料ないし国民年金の掛け金が減免されている場合も制度の申請対象です。
生活福祉金の貸し付けを受けている
貸付決定通知書の写しなどで貸し付け状況を証明できれば、申請可能です。
市民税が非課税または減免されている
証明書は基本不要ですが、学生以外の15 歳以上の方で年末調整や確定申告をしていない場合は市役所で所得の申告が必要です。
上記の要件にこそ該当しなくても、そのほかの理由があり経済的に困窮している場合は就学援助申請を受けられます。
毎年8月と12月に支給状況がチェックされ、支援金は学期ごとの支給です。
入学に際し用品を揃える費用や、修学旅行の積立費、通学費や学校給食に掛かる費用が支援されます。
学校教育を受ける上で必要な費用がすべて支援されるわけではありませんが、いくらか援助があるのは非常に大きいでしょう。
瀬戸市の教育情報①各種相談窓口の設定
瀬戸市には就学援助制度のほかに、教育や子育てにまつわる各種相談窓口も設定されています。
子どもたちはもちろん、保護者まで包括的にサポートできる支援の輪を広げているのです。
設けられた各種相談窓口は下記の7つです。
●教育相談窓室
●家庭児童相談室
●愛知県教育委員会相談窓口
●被害少年相談電話
●法務省インターネット人権相談窓口
●愛知県教育委員会相談窓口
●その他(地域住民による子どもの生活情報連絡先)
瀬戸市、愛知県、そして国が取り組んでいるものというように3パターンに分かれています。
自分自身で問い合わせる必要があるものの、相談内容に応じて複数の相談先が提示されているので、問題解決の何かしらの糸口が掴みやすいでしょう。
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